大自然が育んだ
天然のスーパーフード
デーツはヤシ科の高木である「ナツメヤシ」の実です。
中東諸国の代表的な果実として、多くの人々に日常的に食されています。
現在では、中東以外ではアメリカなどでも生産されており、世界中へ輸出されています。
デーツは木に実をつけたまま自然乾燥する植物です。
太陽の光を浴びて樹上で完熟していくデーツは、天然のドライフルーツといえます。
黒糖や干し柿のような、深みのあるコクと豊かな甘みで、食物繊維やカリウムが豊富です。
特に女性の間ではスーパーフードといわれており、スイーツの代わりとして人気の果実です。
デーツと文明
イラン南部に紀元前4500年頃から紀元前400年頃にかけて栄えたメソポタミア文明のウル遺跡があります。
同遺跡ではナツメヤシの種が出土しており、デーツがはるか昔から人々に愛される身近な果実だったことがうかがえます。
アッシリアの王宮建築の石材には、ナツメヤシを栽培している場面のレリーフが残されています。
メソポタミアや古代エジプトでは、紀元前6000年頃から栽培されていたと考えられています。
デーツには数千年前から、灼熱の地域で暮らす人々の健康を支えてきた歴史があります。

「生命の樹」デーツ
デーツが実るナツメヤシは砂漠の過酷な環境で生育するため、その生命力の強さから「生命の樹」と呼ばれています。
デーツはさまざまな栄養素のなかでも、食物繊維を特に豊富含んでいます。
その他に、カリウムやマグネシウムなどのミネラルやアミノ酸も含まれています。
また、デーツに多く含まれる糖は、ブドウ糖と果糖が主な成分です。
ブドウ糖は運動や仕事・勉強中の即効性の高いエネルギー補給として最適です。


美容オイルとして注目されるデーツオイル
捨てられがちなデーツの種ですが、実は栄養とオイルの宝庫なのをご存じですか?
果実の重さの約10%を占める種から取れるオイルが、とても優秀であることが近年の研究で判明しています。
デーツの種には水分、タンパク質、食物繊維などが含まれていますが、驚くべきことに果肉よりも栄養価が高く、オイルも豊富に含まれています。
デーツの種から抽出されるデーツオイルは、滑らかさと汎用性の高さが特徴です。
成分の大部分は、健康に良いとされている不飽和脂肪酸が占めています。
オリーブオイルの主成分として知られているオレイン酸が特に豊富で、体内では作ることができない必須脂肪酸(リノール酸)も含まれています。

必須脂肪酸、抗酸化物質、ビタミン、ミネラルを豊富に含むデーツオイルは、肌と髪への栄養価が高く、様々な用途に活用できます。
保湿効果と柔軟効果に優れ、乾燥した肌を柔らかくし、深く浸透することで継続的な潤いを与えます。
デーツオイルは抗炎症作用と再生作用に優れており、炎症を鎮め、赤みを軽減する効果があります。
ヘアケアにも使用されており、髪を強くし弾力とツヤを向上させます。
デーツオイルの成分は食事に取り入れるのに理想的バランスのため、食用としての使用にもおススメです。
オレイン酸の他に、ラウリン酸やミリスチン酸が含まれている点もこのオイルの特徴です。
これまでの研究で、デーツオイルは私たちの健康を支える新しい食用油として活躍する可能性を大きく秘めているオイルとして考えられています。


デーツオイルに期待される効果・効能
デーツオイルはデーツの種から熱を加えないコールドプレスで絞っており、栄養たっぷりで多目的に使用することが出来ます。
植物由来オイルの中でも希少な存在であり、血管の健康維持から肌や髪のケアまで、全身の健康を総合的にサポートする万能オイルです。
また、非常に浸透力が高く、ベタつかずサラッとした使い心地が特徴です。
そのため食用油としてだけでなく、美容や健康維持にも役立つスーパーオイルとして注目されています。
日々の食事に取り入れたり、スキンケアに活用したりすることで、内側からも外側からも私たちの健康を支えてくれる存在です。



血管の健康維持
悪玉コレステロールを減らし、善玉を増やす働きがあるため、心臓や血管の健康を維持し、病気のリスクを減らす助けになります。
肌と髪のエイジングケア
ビタミンEなどの抗酸化成分が豊富で、肌のハリを保ったり、乾燥を防いだりします。
髪に使用すると、パサつきを抑え強くしなやかな髪を育てる天然のトリートメントになります。
抗炎症・細菌対策
オイルに含まれるポリフェノールが、体内の炎症を抑えたり、細菌などの外的ストレスから体を守るサポートをしてくれます。
免疫力のサポート
植物由来の栄養成分が免疫システムに働きかけ、病気に負けない体づくりを手助けします。



デーツ種子油の化学的特性

